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第9回アークカップ関東草野球選手権大会は28日(日)大会第4日目を迎え、ABCDブロック2回戦64試合が行われた。この日は、シードチーム8チームが今大会初登場。昨年の覇者佐川急便千葉(船橋市)、準優勝の醍醐製作所グーフィーズ(練馬区)はともに序盤から打線が火を吹き快勝したものの、春の優勝チームGHOUL(三郷市)が早くも姿を消すなど波乱も相次いだ。
Aブロックでは、春の準優勝チームFs(立川市)が、苦しみながらも接戦を制し辛勝。丸一鋼管東京工場(市川市)は、渡辺(健)投手の要所を締めるピッチングで完投勝利。TOOLS(荒川区)は、小刻みに重ねた得点をエース後上投手が守りきり快勝。エンドレス(浦安市)は、J-KIDS(新宿区)との投手戦を抽選でモノにした。チン鉄バッキャローズ(江東区)は、この日も強豪和名ヶ谷フレンズ(松戸市)に完封勝ちで、1回戦のベストドリームス(越谷市)戦に続きまたも金星を挙げた。大宮ゆの郷(さいたま市)は、布施選手のライト越えホームランなどで鬼丸ルーキーズ(柏市)に競り勝ち。その他、序盤から主導権を握ったJA田中(柏市)、5回犠牲フライで決勝点を挙げたカネマンクラブ(上尾市)、最終回一挙4点を挙げ逆転勝利の熱隊夜(取手市)、荒木投手率いるホーマーズ(草加市)らが3回戦進出。
Bブロックでは、レジェンド(柏市)が1点を先制され追う展開も終盤きっちり逆転し貫録の勝利。Tokyo
Fight Money(川崎市)対鞄立製作所(千代田区)の試合は、白熱した投手戦の末0-0の引き分け。抽選の結果、Tokyo
Fight Moneyが3回戦へ進んだ。津嶋倶楽部(千葉市)は、エース安西投手の投打にわたる活躍で完封勝利。ブラックス(大田区)は、0-0で迎えた5回、1死満塁のチャンスに肥後選手のタイムリーをきっかけに一挙5点を挙げ快勝。Winners(所沢市)は、CHOTTO
CHIGAUZO(新宿区)の好左腕春日投手を終盤攻め立て見事逆転勝ち。高洲サタンズ(千葉市)は、浅草魂(台東区)との注目対決を抽選の末モノにした。その他、先手先手で試合を優位に進めたTEAM
ByBLOS(戸田市)、信太投手が無四球完封したELF CREWS(千葉市)、2戦連続抽選勝ちの東京STINGER(目黒区)、核弾頭砂守選手の一発で逆転勝ちのオールスターズ(新宿区)らが3回戦へコマを進めた。
Cブロックでは、薮(中野区)の平石投手がノーヒットノーランの快投で、春ベスト4のブルーウィンズ(船橋市)を下す金星。JAPON(坂戸市)は3点ビハインドで迎えた5回、3ランで一気に追いつきその後抽選勝ちを収める会心の勝利。瀧野川信用金庫(北区)は、江藤・倉田両投手のノーヒットノーランリレーでまずは順調な滑り出し。レッドバーズ(北区)は2点を追う土壇場の7回、2死無走者から相手エラー、四球などを絡め最後はセンター前にポトリと落ちるタイムリーで劇的なサヨナラ勝ち。Boston Players Special(文京区)は、先制・中押し・ダメ押しと理想的な攻撃でレディーバーズ(さいたま市)に快勝。ウィルス(世田谷区)は、強敵NCB(船橋市)との大一番をサヨナラで制し、今後に弾みをつけた。その他、エース山崎投手を中心にチーム一丸となって戦った埼玉ソックス(坂戸市)、国山投手の投打の活躍が光ったフリーバーズ(野田市)、木本-市川の黄金リレーで12奪三振完封の佐川急便千代田(品川区)らが勝ち上がった。
Dブロックでは、習志野バブルス(習志野市)が、小林選手のホームランとエース田村投手の力投でJAMBALAYA(大田区)に完勝。Ash(柏市)は、中盤追いつかれながらも最後は4番白鳥選手が決勝打を放ち勝利。とらひげ(新宿区)は、アークカップに照準を絞り満を持して登場のエース白崎投手が好投し順当勝ち。フォルツァ(多摩市)は、終盤打線爆発で東京TASTY(板橋区)を突き放し、投げては澤野投手が1失点完投勝利。OUT
LAW(成田市)は、最終回4点を挙げ粘るBirds(土浦市)を振り切っての逃げ切り勝ち。東京トヨペット株式会社(港区)は2点を追う6回、一挙3点を挙げサンデーズ(岩槻市)に逆転勝ち。その他、羽鳥選手のホームランで流れに乗ったVKオールスターズ(中央区)、アークカップ上位進出に燃える暴走アニマルズ(千葉市)、サンライズ加藤(桶川市)の猛追を凌ぎ切ったヒットパレード(世田谷区)らが3回戦進出を決めた。
大会第5日目となる次週5日(日)は、ABCDブロック3回戦32試合が行われ、いよいよ大会も佳境に入る。 |
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