アークカップ速報(4月1日号)

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アークカップ速報 4月1日(日)号

Cブロック1回戦
山光ブルーレイズ vs REVIVAL

4月1日(日) 第1試合 1 2 3 4 5 6 7
山光ブルーレイズ
(足立区)
2 0 0 0 0 0 3 5
REVIVAL (日高市) 0 0 0 4 0 0 0 4
勝利への執念、実を結ぶ 山光ブルーレイズが最終回に粘りを発揮し、執念の逆転劇でREVIVALを下した。先手を取ったのは山光ブルーレイズ。初回、先頭の1番加藤が内野安打で出塁すると、1死後、3番山下がセンターオーバーの2ランを放ち幸先良く2点を先制する。追うREVIVALの反撃は4回。突如制球を乱した山光ブルーレイズ先発・丸木を攻め、6四死球にヒットを絡め一挙4得点。労せずして逆転に成功した。一方のREVIVALエース金光は2回以降、低目を丹念に突く安定したピッチングで要所を締め、山光ブルーレイズ打線を封じ、スコアボードに0を並べていく。6回の2死1・3塁のピンチもうまい牽制でランナーを誘い出し切り抜けるなど、一気に勝利ムードが高まったが、7回、山光ブルーレイズが驚異の粘りを見せる。エラーと野選で出たランナーを9番菊地が手堅く送り、1死2・3塁の好形を作ると、このチャンスに1番加藤がセカンド後方にポトリと落としまず1点。さらに2番山ア(篤)が三遊間を鋭く破り同点に。最後は先制アーチの3番山下がレフトに犠牲フライを打ち上げ、ついに勝ち越し。土壇場で試合を引っくり返した。REVIVALもその裏、連続四死球でスコアリングポジションにランナーを進めるが、得点ならず。山光ブルーレイズが逆転勝利で2回戦進出を決めた。
○山光ブルーレイズ・山ア監督
「今日は山下に尽きますね。先制パンチといい最後の締めといい、よくやってくれました。相手もいいピッチャーで、途中はどうなることかと思いましたが、最後はよくぞみんなでつないで確変を引いてくれましたね(笑) この試合は、今年一年がうまくいくか落ち込むかが決まる、大事な一戦でした。そういった意味でも、勝てたことは大きかったですね」
○山光ブルーレイズ・山下選手
初回の2ランに加え、試合を決める決勝犠飛を放つ活躍に、「(先制弾は)初回だったので思い切っていきました。一瞬追いつかれると思いましたが、うまく越えて転がってくれましたね。最後の3点はみんなで必死に取った3点です。自分の前にランナーをためてくれたので、何とかしなきゃと必死でした。それにしても胃が痛い試合でしたね(笑)」
●REVIVAL・稲垣監督
勝利ムードが一転、最終回にまさかの逆転負けを喫し、「6回のピンチをしのいで、『これで勝った!』と全員が思ってしまった。これじゃダメですね。やっぱり強いチームはそういうところを突いてくる。4回にもう1、2点欲しかったですね。あと一押しできなかったのが敗因です。でも、初戦でこんないい試合ができて良かったです。また夏ですね」