小柄ながら右へ左へ快打を飛ばし、強力打線が売り物の春の優勝チームGHOULを波に乗せるのが、核弾頭・鈴木選手の仕事だ。「初回だけは絶対に塁に出ようと思って打席に入っています。先頭が打ったら、みんなが『ヨッシャ!』と一気にいけるでしょ」 先頭打者の心得をそう語ってくれた鈴木選手。話の通り、春の大会ではほぼ全試合で先頭打者として出塁。決勝戦でも2安打3盗塁とその野球センスを東京ドームの大舞台でも遺憾なく発揮し、チーム優勝の大きな原動力となった。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会の豊富を鈴木選手は、「春の結果は良かったですが、自分としてはまだまだです。秋も優勝に貢献できるように努力します」と話す。優勝しても常にチャレンジャー精神を忘れず突き進む“切り込み隊長”の活躍に注目だ。