あの優勝以来、久々の8強進出
一発長打の重量打線がアーク2度目のVへ虎視眈々
 平成14年の春、第6回大会で見事に初優勝に輝いたとらひげ。社会人野球NTTグループ出身者が多数を占めるそのメンバーの個人能力の高さは大会でもトップクラスだ。そのため毎回優勝候補の筆頭に名を連ねるが、ベスト8進出は意外にも優勝した時以来となる。今大会のとらひげの投は中村・白崎の2本柱。ここまで2試合に先発した中村投手は、ピンチでも常に自分の投球ができる精神力が抜群の投手だ。そしてお馴染み優勝投手の白崎投手も4回戦のフォルツァ(多摩市)戦で完封し、相変わらずの安定感を発揮した。また自慢の打線は今大会も強力だ。強豪対決として注目された3回戦のJet's(世田谷区)。1点差を追う最終回にJet's投手陣に連打を浴びせ一挙に5得点を挙げ、また5回戦のヒットパレード(世田谷区)戦でも8番土肥選手の満塁本塁打などで一挙に7点を奪うなど、かさにかかったときの破壊力は相変わらずだ。

▲中村投手 ▲白崎投手 ▲小池選手

●ベスト8までの歩み●※シードチームのため、2回戦から登場
2回戦 とらひげ × FPS(津久井郡)
3回戦 とらひげ × Jet's(世田谷区)
4回戦 とらひげ × フォルツァ(多摩市)
5回戦 とらひげ × ヒットパレード(世田谷区)