第9回アークカップ関東草野球選手権大会は2日、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

決戦の地「西武ドーム」までついにあと一勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

佐川急便千葉、佐川急便千代田、四ッ葉倶楽部の4強が、

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
優勝戦まであと1つ。
11月30日、
西武ドームで待ってます。



第 1 試 合
▲柳川選手 「好機に滅法強い頼れる強打者」 ▲海老井投手 「悲願を目指す快速左腕」

四ッ葉倶楽部・海老井 vs 昨年覇者・佐川急便千葉
大会屈指の左腕を佐川急便千葉のクリーンアップがどう攻略するか

 1点をめぐってしのぎを削る好試合になりそうだ。6試合でわずか1失点の四ッ葉倶楽部・海老井投手を佐川急便千葉打線がどう崩すかが焦点。左腕海老井投手は、威力のある直球でコーナーをいっぱいに突く投球が絶妙だ。変化球の切れも良く、準々決勝では強打を誇るとらひげ打線を完封するなど今大会好調を維持している。対する佐川急便千葉は、右打ちのうまいトップバッター・伊藤選手が突破口を開き、当たっている和多田・柳川らクリーンアップにチャンスでつなげたい。投手陣の安定度が昨年ほどではないだけに、好機を確実に生かして援護していきたい。四ッ葉倶楽部の攻撃陣は力強い打撃で速攻が得意。主砲の4番斉藤選手、5番で好打者の海老井選手ら中心選手が今大会コンスタントに打っており、早い段階で先制すれば有利な展開になりそうだ。



第 2 試 合
四ノ宮投手 「今大会を沸かせる怪腕エース」 ▲木本投手 「無敵を誇る豪腕投手」

ここまで全試合完封と圧倒的な強さの佐川千代田に
エース四ノ宮投手を中心に気迫溢れる全員野球の蠍が挑む

 初出場で4強進出と勢いに乗る蠍が大会屈指の好投手・佐川急便千代田の木本投手に挑む。木本投手はここまでの6試合でいまだ無失点と抜群の安定感を誇る。直球に威力がありスライダーも鋭く、大崩は考えにくい。よって佐川急便千代田としては先取点を挙げれば断然優位に立つだろう。蠍は圧倒的な攻撃力はないが毎試合集中打が出ているのが強み。浅賀、藤原の3・4番が好調なだけに、その前に走者を出せるかがカギを握りそうだ。また今大会好投している蠍のエース・四ノ宮投手の投球にも注目が集まる。相手の佐川急便千代田は長打力に加え、足を絡めた小技もうまく、相手のミスを見逃さないしたたかさがある。よって四ノ宮投手がどこまで踏ん張れるかも勝敗の大きなポイントだ。最低6回くらいまで0で抑え、佐川急便千代田にプレッシャーをかけていきたい。



ドームに行くのは俺たちだ!
〜優勝戦進出に燃えるベスト4の主役たち〜
▲佐川急便千葉・桜井投手 佐川急便千葉・宇田川投手 ▲四ッ葉倶楽部・斉藤選手 四ッ葉倶楽部・永島選手
「鋭い変化球が魅力の左腕」 「佐川千葉を支える本格派」 「天性の長距離砲」 「小技もできる3番打者」

▲蠍・藤原選手 ▲蠍・吉田選手 ▲佐川急便千代田・高橋裕選手 佐川急便千代田・東選手
「攻守にわたってチームの要」 「蠍を引っ張る切り込み隊長」 俊足好打の核弾頭 「安定感のある千代田の主砲」