アークカップ速報(10月19日号)

アークカップ速報 10月19日(日)号

Bブロック5回戦
醍醐製作所グーフィーズ vs 蠍

10月19日(日) 1 2 3 4 5 6 7
文京区 2 0 0 1 0 0 0 3
醍醐製作所グーフィーズ 練馬区 0 0 0 0 0 0 1 1
醍醐に思わぬ落とし穴 完全試合男・四ノ宮投手率いる蠍が昨秋準優勝の醍醐製作所グーフィーズのお株を奪う先行逃げ切り勝ちで、初出場ながら8強入りを果たした。蠍は初回、ヒットと四球、進塁打で2死ながら2・3塁のチャンスを迎える。ここで5番住谷選手の打球はひっかけたサードゴロ。チェンジかと思われたが、これがよもやの相手ミスを誘い2者が生還。ラッキーな形で先制点を挙げる。さらに4回には、またもエラーとヒットなどで1死1・3塁の場面で、7番丹下選手のサードゴロの間に追加点を挙げ、試合の主導権を握った。初回の盗塁失敗や守備の乱れなど、らしくないプレイが連発し、なかなかリズムに乗れない醍醐は3点を追う最終回、ここまで好投を続けてきた蠍・四ノ宮投手を攻め、四球とヒットなどで2死ながら2・3塁と最後の粘りを見せる。ここで1番比田選手がライト線へしぶとく運び、ようやく1点。しかしなおも続く一打同点の場面で最後のバッターが三振に倒れ万事休す。2年連続の西武ドーム行きの夢は絶たれた。 
○蠍・吉田監督
「今日も声を切らさず全員で盛り上がって自分たちの野球ができました。7回のピンチの場面は、点を取られたことでかえって完封の意識が取れよかったと思います。四ノ宮は試合を重ねるごとにマウンド上で余裕が出てきましたし、大会を通して選手が成長したのを感じます。次も固くならずに胸を借りるつもりで頑張ります」
蠍・藤原捕手
チームの攻守の要としてこの日もバッティングにリードにと頼りになる仕事ぶりを発揮。「4番だからといって特別なことはありません。状況に応じたバッティングを心がけています。リード面も同じで、状況を見て配球や組み立てを考え、四ノ宮の良さを最大限引き出せればと思っています」
●醍醐製作所グーフィーズ・醍醐監督
「うちのミスに乗じてきた相手が一枚上でした。初回比田のスチール失敗も痛かった・・・・。あれで流れが完全に持っていかれました。須藤が良かっただけに残念です。今大会はエラーが目立ったので、本来の姿に戻って来春出直し、この悔しさを晴らします」