白球だより 10月5日(日)号


 勝って名を挙げようと臨んだこの日の四ッ葉倶楽部戦。大方の予想では圧倒的四ッ葉有利と見られていたこの試合も、ふたを開けてみれば暴走アニマルズが大健闘。強豪相手に6回を終わって0-0。金星なるか思われたが土壇場最終回、ついにタイムリーを浴び力尽きた。「もしかしたらと思いましたが、やっぱりダメでしたね。四ッ葉さんの最後の集中力はすごかった」と悔しそうな小関監督。四ッ葉打線を相手に堂々たるピッチングを見せたエース水戸投手も、「最後は甘く入ったところを打たれてしまいました。悔しいです。でも強豪とここまでやれて気持ちがいいです」と感想を語る。暴走アニマルズは、千葉市にある少年野球チーム『高洲コンドルズ』OBの仲間を中心に結成。とにかく目立とうとチーム名を『暴走アニマルズ』と命名した。アークカップには過去4回出場し、ここまで3回戦が最高成績。そしてまたしても今回、3回戦の壁に阻まれた。「暴走しきれませんでした。また練習して次こそ3回戦突破したいです」と最後に締めくくった小関監督。この日の敗戦をバネに来年こそ4回戦進出の夢を果たす。