ヒーロー群像 9月14日(日)号


 「今日は特に相手を意識せず普段通りに投げました。1、2回は少し気を使ったピッチングでしたけど・・・・」と話すのは、この日会心の勝利を収めたサンライズ加藤の先発小野投手。巧いバッティングが得意の東葛クラブ打線を2失点に抑える好投で見事な完投勝利を挙げた。今日の試合は得意球のスライダーが面白いようにコーナーに決まっていく。右スリークォーターから丁寧に投げ込む投球ホームで、四球も少なくコントロールも抜群だ。またスタミナも豊富な小野投手は、勤め先の親善野球を含めるとここ9日間のうち実に4試合を投げきる体力の持ち主。昨年の秋も今春の優勝チームGHOUL戦に投げ勝っており、実績・経験ともに十分だ。チームではもう一人の右腕好投手・神田投手もおり、2枚看板としてサンライズ加藤投手陣を支えている。「次の試合も投げる機会があったら自分のピッチングを心掛けて、また勝ち投手になりたいです」 次戦でも再びの活躍を虎視眈々と狙っている。