いよいよ決戦迫る!
決戦を前にした両軍監督を直撃!!

F s
片倉 誠
監督
JAいちかわ
柳井 将志
監督

三度目の正直で、東京ドームでの
アークカップ初胴上げを果たしたい
応援にきてくださる皆さんに
盛り上がるいい試合をお見せしたい

3年ぶり5度目の優勝戦進出となります。
最初に決まったトーナメントを見たときは、『正直厳しいなぁ』と思いましたが、何とかここまでたどり着けました。今から改めて考えてみると、やはり初戦の59's戦でしたね。あの試合を最終回に追いつき勝利できたことは、チームに勢いをもたらしました。『去年の準優勝チームを倒せた』と、その後ノッていけました。
なかなかベストオーダーが組めませんでした。
ベストオーダーどころか、今大会は今までにない人数集めという次元でしたね(苦笑) キャプテンの大元をはじめ、佐藤、廣田らが中心となって、試合以外のところで本当に苦労をかけました。ここまでこれたのも、彼らの努力の賜物です。
試合では日替わりでヒーローが登場しました。
全員が役割を全うしてくれました。なかでも、この夏は小宮が何か持っている気がします。
相手のJAいちかわさんの印象は?
去年の準々決勝で負けましたが、その後きっちり優勝を決めましたし、当時と比べても野球が変わったという印象ですね。そんな中でも小技もしっかりやってきますし、非常にやりずらい相手です。ディフェンディングチャンピオンですし、自分たちは挑戦者としてぶつかっていきます。
どのような展開が理想的ですか?
打撃は水物ですので、うち本来の守りの野球をどこまでできるかでしょう。いかにミスを少なく、失点を抑えるかにかかっていると思います。
勝てば史上2位タイの3度目のVとなります。
決勝というのは独特の雰囲気というのがありますが、変に緊張せずリラックスして、明るくお祭り騒ぎで臨むつもりです。メンバー集めの苦労も含め、今回の優勝戦は一味違った感慨がありますし、選手にはとにかく試合を楽しんで欲しい。その結果、三度目の正直で東京ドームでアークの胴上げができれば最高です。そして可能ならば、山崎総監督にも足を運んでもらって、一緒に喜びを分かち合えればなおいいですね。
2年連続での優勝戦進出となりました。
特に意識はしていませんでしたが、とにかく初戦からいい試合をやることだけを心がけてきました。これまで練習でやってきたことをしっかり試合で出せた。いい面も悪い面もいろいろ出ましたが、いいチームがたくさんいる中で、こうして勝ち上がれたことは幸運でしたね。
今大会では個々の打力アップが際立ちますね。
これまでも低い打球、逆方向への強い打球を打つ練習をしてきましたが、しっかり意識を持って取り組んできた成果が、時間をかけてようやくここへきて実を結んできたんじゃないでしょうか。今大会で長打やホームランがたくさん打てたのも、そういった心がけが、ヒットの延長としての速い打球、鋭い打球になり、外野の間を抜けるような当たりにつながったんだと思います。
1試合平均の得点も昨年より増えています。
打力向上の一方で、バントやエンドランの精度が上がったことで攻撃面の確率がアップし、ヒットが絡まなくても得点できるようになってきました。準決勝のときのように、追う苦しい展開になっても、やることをしっかりやって攻撃の流れを作ることでチャンスは必ず訪れるものです。
相手のFsさんの印象は?
圧倒的に個々のレベルが違いますね(苦笑)  相手が上という意識で胸をお借りします。
どのような展開が理想的ですか?
相手もいいピッチャーがいますので、そうは点は取れないと思います。うちも打たれてもみんなで守って無失点で抑えて、終盤まで0-0でいければと思います。
大会連覇の偉業まで、あと1勝に迫りました。
昨年に続き、また今年もたくさんの方が東京ドームに応援に駆けつけてくださるそうで、本当にありがたいことです。まずはとにかくいい試合、盛り上がるような試合をお見せして、皆さんの声援に応えたいです。そしてその先に優勝という結果があれば最高ですね。