11.27 (日) 優勝戦
個人表彰


最優秀選手賞〜大会MVP〜
善財 理裕 選手
Circus


1回戦から決勝打を放つなど、今大会毎試合のように打線のキーマンとなっていた善財選手。優勝戦の大一番でもこの男のバットが勝負を決めた。
○善財選手
 
今大会初戦からここぞという場面で活躍し結果を出し続けてきた善財。本日の優勝戦でも3回の2死2塁から貴重な決勝点となるレフト前タイムリーを放つなど、序盤戦からの勢いが最後まで衰えなかった。「岬クラブ時代から数えて、やっとアークで優勝することが出来ました。それが一番うれしいです。今大会は1回戦から集中力だけは切らさないように注意して臨んでいました。3回の得点の場面は中須が良く投げていたので、あそこで何とか一本出したかった。打った瞬間は外野手に捕られるかなと思いましたが、うまく落ちてくれました。あと残りわずかな野球人生だと思うので、最後に良い思い出が出来ました」 気合でレフト前に落とす善財らしい当たりは、善財時代の幕引きがまだまだ先になると言っているようだった。


優秀選手賞
中須 健太郎 選手
(Circus)

敢闘賞
三上 広将 選手
Big☆B

前身のピエロ時代を含め史上最多通算4度目となる胴上げ投手に輝いた ▲互角のピッチングを繰り広げたが、たった一本のヒットに泣く結果となった
○中須投手
 いま最も勢いがあるBig☆Bの打線を被安打1で完封するなど、これまで3度優勝投手に輝いた貫録を存分に見せつけた優勝戦のマウンドだった。「今日は気持ちを入れて投げることが出来ました。あまり高めに浮かず、まっすぐのコントロールも良かったのですが、要所で抜いたカーブがうまい具合に決まってくれました」 相手のBig☆B・三上投手との投げ合いについては、「三上君は若くて勢いがあり昔の自分を思い出させてくれました。自分も21歳の時、ちょうどBig☆Bの選手たちと同じくらいの時にアークで初優勝しましたが、時が経つのはホント早いですね」 最後に今後の抱負を、「来年もまた優勝して最多優勝投手の記録をどんどん更新していきたいです」とすがすがしい表情で話してくれた。
●三上投手
 Circus打線を被安打わずか1に抑えながら打線の援護に恵まれず無念の敗戦に、「決勝点の打たれたボールは決して失投ではないです。まわりは『あの一本だけだ』と言ってくれますが、逆にその一本をあそこで打たれたわけですから、それが自分の実力ということです。すべては自分の甘さで負けました」 今年一年、チームの大躍進を支えてきたことについては、「今年はいろいろな大会で勝たせてもらえて、すごく充実した一年になりました。しかし最後にこのような悔しい負け方をしてしまったので、来年はCircusさんと再び戦って今度は勝ちたいです。そして2年連続決勝で負けているので、3度目の正直で今度こそアークの頂点に立ちたいです」と悔しさを十分に漂わせながら冷静に話していた。