第25回記念アークカップ関東草野球選手権大会は4日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

憧れの舞台まであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対に優勝戦の土を踏みたいところ。

大宮フェニックス、Circus、Big☆B、Le・Mansの4強が、

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。


さぁ、今日はついに準決勝です。

勝てばいよいよ夢舞台が待っていますよ。

ここまで来たらどのチームも絶対に勝って優勝戦へ進みたいですよね。

そのためにも、今日の試合を全力で悔いのないように頑張ってください。

それでは夢舞台で待ってますね。






第 1 試 合
▲永野投手 ▲杉山選手
「気迫溢れるマウンドでチームを鼓舞する燃えるエース」 「ここぞの場面で最も頼りになるチームの絶対的主砲」


大宮フェニックスが投打にスキのないにCircusに挑む
 投打とも充実するCircusに大宮フェニックスが挑む。Circusはお馴染みのエース中須が準々決勝までの4試合で2つの完封、28イニングで失点3と安定感のある投球を見せている。打っても下位まで切れ目がない打線で、常に好機を作れるのがCircusの強み。先日の準々決勝では、3回以降は得点にこそならなかったが、3者凡退で終わるイニングはなく、2死からでも毎回ランナーを塁上に送るなど常に攻めのリズムを保ち、試合の流れを支配した。大宮フェニックスは春に続く2度目の出場でベスト4に進出し、勢いに乗る。この試合、無駄な失点をなくし競って終盤勝負に持ち込みたい。それにはエースの永野の力投が不可欠。ここまで見せている粘りの投球でCircus打線を最少失点に抑えたいところ。打線は3番橋本、4番阿部、5番永野で組むクリーンアップを中心に今大会は好調をキープ。準々決勝では、基本に忠実なセンター返しのバッティングを徹底。初回から連打で得点を奪うなど、一気に畳み掛ける力がある。大宮フェニックスとしては、相手の中須が立ち上がりにやや難があるだけに、序盤でいかに攻略するかがポイントだ。



第 2 試 合
梅田選手 ▲長濱投手
長打力抜群のリードオフマン 兼 若きエースの女房役 「難攻不落の“動くボール”を操る、小さな大エース」



Big☆B・三上、Le・Mans・長濱の投げ合いに注目
 ともに好右腕を擁し、打線も強力。守備も安定感があり、1点を争う好試合になりそうだ。Big☆Bの三上は緩急自在のピッチングでボールを低めに集め、準々決勝では強打のボンバーズ打線を相手に被安打2無失点と好投した。Le・Mansのエースの長濱は速球でグイグイ押すピッチングではないが、いわゆる“動くボール”を抜群のコントロールでテンポ良く投げ込み打者に的を絞らせない。準々決勝では、優勝候補の筆頭だったFsが誇る原島、入田ら大会屈指の好打者がなす術なく次々と三振に倒れ、三振の山を築いたのは見事だった。この試合ポイントは両軍の打線の奮起。どちらも大振りしていては攻略できない。Big☆Bは1番・梅田、2番・三浦が好調。この1・2番コンビが出塁すれば、機動力を駆使し、打者とともに相手投手に重圧をかけ、たたみかける得意の戦術的野球が発揮しやすくなる。Le・Mansは長打力が自慢だが、先日の準々決勝で見せたように長打狙いではなく、強く低いゴロを打つ繋ぎの意識の打撃をこの試合でも出来るかが鍵だ。