いよいよ決戦迫る!
決戦を前にした両軍監督を直撃!!

球 嵐
佐藤 広樹
監督
K.O.J.B
田米開 由章
監督

感謝の気持ちを忘れずに、
“スマイルベースボール”を心がける
“楽しくやって勝つ”を実践し、
2年前の借りを返しにいく

今大会は今までにはない凄みを感じますが?
去年までのうちは守って守って勝つチームで、守れなかったら負けというチームでしたが、今年は点は取られるけどその分打って返せる。投打のバランスがよくなって、競り合いもできるし打撃戦もできる。いろんなパターンで戦えてるのが心強いですね。それは野球に取り組む考え方が変わったのが大きな要因ですね。
どういった意識改革をされたんですか?
今までは勝ちにこだわるあまりに変なプレッシャーを自分たちで勝手に感じて、いつもギリギリで野球をやっていた。そうじゃないんですね。とりあえず原点に戻ろうと。勝ちを目的にするんじゃなく、好きな野球をまずは楽しもうよと。あれこれ考えるんじゃなく、失敗を恐れない、ある種いい意味での開き直りが、今回のこの好結果につながっているんだと思います。
相手のK.O.J.Bさんの印象は?
体も大きいし豪打の印象がありますね。一方で小技もできるし、どんなチームに対しても物怖じしない強い精神力を持った非常にバランスの取れた好チームだと思います。
どのような展開が理想的ですか?
勝つとすればロースコアですかね。澤出が序盤をどう踏ん張ってくれるかでしょう。攻撃陣では4番の竹村、あとはうちの唯一の甲子園ボーイである曽根。持ってる男なんで、彼がヤンチャに働いてくれればと期待しています。
最後に、決戦に向けての抱負をお願いします
今回東京ドームに立たせてもらえることが、どれだけ幸せなことか、ナインには噛みしめてもらいたいですね。毎週野球をやってこれるのも、家族や会社の同僚、周りの仲間たちの理解や協力があったからこそ。まずはその支えてくれた人たちに対する感謝の気持ちを忘れないで欲しい。あとは、とにかく笑顔で楽しみたいですね。“スマイルベースボール”ありきで、その先に優勝も勝ち取れれば最高ですね。
見事に2度目の東京ドームを掴み取りました
2年前の前回は初めてのドームでしたし、ましてやアークカップの参加自体が初めてだったので、余裕なんて全くありませんでした(笑) でも今回は、前回の経験も踏まえてのドームになるので、勝ちは当然意識しますが、余裕をもって楽しめるんじゃないかと思います。
今大会は勝ち進むにつれ真価を発揮しました
うちは今まで劣勢に立たされると弱さを露呈していましたが、今大会では一本のヒットや連打から一度流れをつかむとそこから一気に畳み掛けていけるようになった。準決勝でのキツい展開からの逆転劇などは、今までのうちでば考えられないような勝ち方でした。そういった意味でも、チームが成長しているんでしょうね。あの試合では柳が大活躍してくれたお陰でドームをつかめましたが、それまでもこの春は試合ごとに違う人間が打つことで、お互いに刺激になりましたし、チームのモチベーションもいい状態で戦ってこれました。
相手の球嵐さんの印象は?
勢いがありますね。ピッチャーもいいボールを放りますし、一つのミスが命取りになるんじゃないでしょうか。初めての顔合わせになりますので油断はできませんし、あくまでチャレンジャーとして挑みます。
どのような展開が理想的ですか?
やっぱり先取点は欲しいですね。初回から核弾頭の奥野(毅)から畳み掛けて、終始うちのペースにもっていければ理想ですね。
東京ドームには大きな忘れ物がありますが?
この間の調整もうまくいきましたし、万全の態勢で臨めますので、選手たちには変に気負うことなく、普段通りに楽しんで欲しいですね。“楽しくやって勝つ”をモットーに、ぜひ優勝して、2年前の借りを返せれば言うことなしです。あとは、気持ちだけは切らさずに。これが大事。とにかくやるだけです!!