強豪にも臆せず立ち向かい、
全員野球でつかんだベスト8
 何といっても右のエース児矢野の好投が光る。多彩な変化球を操り、ここまで1回戦・3回戦・4回戦の3試合で快投を見せた。特に4回戦の零倶楽部戦では、強力打線を相手に7回1死までノーヒットピッチングを続けるなど見事な内容だった。また、3試合で合計22イニングを投げ、与四球はわずかに1と抜群の制球力を誇る。打線は3番長尾(周)が今大会のラッキーボーイ的な存在。3回戦では逆転の特大3ランホームラン、4回戦ではサドンデスでタイムリーを放ち決勝点を叩き出すなど、チャンスに滅法強い。また戦術面は、送りバントやエンドランをきっちり用いるなど堅実な攻撃が特徴だ。

▲児矢野投手 ▲長尾(岳)選手 ▲長尾(周)選手

●ベスト8までの歩み●
1回戦 チキンズ × Twins(国分寺市)
2回戦 チキンズ × (目黒区)
3回戦 チキンズ × DE-MONS(東久留米市)
4回戦 チキンズ × 零倶楽部(北区)
8回サドンデス)