近づいた頂点
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第21回アークカップ関東草野球選手権大会は30日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 128チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 頂点はすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地に向け、8チームが生き残りを賭ける
さあ、今日はいよいよ準々決勝です。

勝ち残った8チームによる対戦ということもあって、

どの対戦も楽しみなカードが揃いました。

ベスト4に残るチームは果たしてどこになるのでしょうか?

それでは今日の注目カードです。


<第1試合>
VS
(川口市) (いすみ市)

◎みどころ 吉岡クラブの好投手・望月に岬クラブ打線が挑む。望月は序盤戦こそ本調子を欠いたが、4回戦では強打のYamada Companyを9奪三振、2安打完封とここへきてきっちりと状態を上げてきた。一方、今季がラストイヤーの岬クラブは盗塁、バント、エンドランを駆使した機動力野球で確実に1点を取りにいく野球がうまい。好投手相手でも自分たちの野球が出来るかがこの試合の大きなポイントだ。



<第2試合>
VS
(足立区) (新宿区)

◎みどころ 準々決勝屈指の好カード。過去この両チームは第11回の大会準々決勝で対戦しており、その時はとらひげに軍配が上がったが、さて今回は? 力は拮抗。ともに迫力満点の打線を持つが、やはりポイントは投手の出来か。GLARE'04はエース大根原が今大会は序盤から登板し好投を見せるなど好調だ。とらひげも4回戦で白崎が渾身の投球で春の覇者・ピエロに引導を渡した投球は見事だった。接戦は必至だ。



<第3試合>
VS
(立川市) (品川区)

◎みどころ 強豪同士の楽しみなカード。今大会好調の神様のエース輝咲をFs打線がどう攻略するか。輝咲はここまでの4試合をすべて投げきり、失点はわずか3と安定している。神様は好機を逃がさない打線が早めの援護で主導権を握りたい。Fs打線は4回戦で延長サドンデスの展開ながら稲葉ベースボール倶楽部の好投手・斉藤を攻略し、波に乗る。左右ジグザグの中軸が早めに輝咲をとらえてペースを掴みたい。



<第4試合>
VS
(渋谷区) (荒川区)

◎みどころ 昨年春の優勝戦の再現。そのときはTNCスパークスがDELTAを下したが、今回も総合力ではTNCスパークスがやや勝る。気がかりはエース竹野がたまに連打を食らう点。強力打線がエースを早めに援護できれば、優位に試合を運べるだろう。接戦に持ち込みたいのはDELTA。打線は好調だが、この試合は小技なども絡めて好機を確実にものにし、右サイドハンドのエース阿久津の好投に賭けたい。