第20回記念アークカップ関東草野球選手権大会は3日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

憧れの舞台・東京ドームまであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

ピエロ、四ッ葉倶楽部、K.O.J.B嵐、Yamada Companyの4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
ついにきました!!

ドームまでいよいよあと1つ

最後の一球まで諦めずガンバって!!




第 1 試 合
▲黒坂選手 「高い出塁率をマークする安打製造機」 ▲結城選手 「的確なリードで投手陣を支える女房役」


強力なピエロ打線を四ッ葉倶楽部投手陣がどう抑えるか
 第1試合は優勝候補のピエロと、投打の軸が調子を上げてきた名門・四ッ葉倶楽部がぶつかる楽しみな対決となった。勝負は四ッ葉倶楽部の左腕エース・海老井が、ピエロの打線をどこまで抑えられるかにかかっているだろう。海老井は大会の序盤は、外角での勝負が目立っていた。しかし、4回戦以降は直球、カーブとも内角を攻める強気な投球に変わってきた。準々決勝の四死球8という数字が気掛かりだが、球にキレが出てきており、今大会で見せている内容なら好投が期待できる。ピエロはクリーンアップを軸とした打線が強力。中でもここにきて3番・武田に当たりが出てきたのが大きい。投手も絶対的なエース中須に加えて今大会は黒坂・廣島と好投手を多数擁し、一層厚みが増した。総合力ではピエロがやや有利。四ッ葉倶楽部は4番・斉藤や当っている5番・政の前に走者を出して、先手を取りたい。2、3点の勝負になると見る。



第 2 試 合
奥野(毅)選手 強力打線を牽引する頼れる核弾頭 ▲造田選手 「タイムリー連発の大会屈指のスラッガー」



軟式野球では珍しい攻撃型チーム同士の打撃戦に注目
 ともに打線が好調な両チーム。ゆえに両チームの投手陣がどこまで踏ん張れるかが勝負を決めるポイントになることは間違いないだろう。K.O.J.B嵐は準々決勝では初回から5本のヒットを固めるなど好投手を擁するJA市川市から2ケタ安打の猛攻で打ち勝った。長打力のある4番の大鷲を軸に、勝負強く打点の多い6番の久保田など上位、下位がムラなく振れている。守っては準々決勝で長身エースの高木(剛)が今大会初先発。序盤こそ久々の投球ということでもたついたが、低目を丹念につき好投を見せたのは明るい材料だ。対するYamada Companyは今大会、4番の造田の打棒が目立つが、他の打者もしぶとい打撃を見せる。激しい点の取り合いとなっためいぼう2号店との準々決勝は粘り強い攻撃で死闘を制した。実力は互角で5、6点の競り合いが予想されるが、投手陣の出来次第ではワンサイドの展開もあり得るだろう。