近づいた東京ドーム
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第20回記念アークカップ関東草野球選手権大会は26日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 128チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 決勝の地・東京ドームはすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地・東京ドームに向け、8チームが生き残りを賭ける
いよいよ大詰め、

今日は準々決勝です。

ドームまで残すはあと2つ!!

ベスト8の皆さん、がんばってください。



<第1試合>
VS
(いすみ市) (世田谷区)

準々決勝屈指の好カード
◎みどころ 投打に高いレベルでまとまる王者ピエロに、2戦連続して逆転勝利を挙げるなど勢い十分の岬クラブがぶつかる好カード。ピエロのエース・中須は4回戦では被安打2、無四球の6奪三振とまったく危なげのないピッチングで、7イニングスをわずか70球で完封した。この試合も威力のある直球がコーナーに決まれば好投はほぼ間違いないだろう。打線も長打に加え小技も出来るなど強力で、岬クラブとしては先にペースを握られることは避けたい。稲葉ベースボール倶楽部戦で見せたエンドランなどの機動力を絡めた攻撃で、何とか先手を取りたいところだ。



<第2試合>
VS
(さいたま市) (荒川区)

強豪同士の楽しみな対戦
◎みどころ 大会でも上位の投手層を誇るTNCスパークスと四ッ葉倶楽部の打線の攻防が、試合の大きなウエートを占める。両チームとも力と技のバランスが取れており、好試合が期待できそうだ。TNCスパークスはここまで竹野・福田・井上らで形成するお馴染みの投手陣がいまだに失点0を継続するなど好調。誰が先発しても大崩れの可能性は低く、ロースコアに持ち込めるだろう。対照的に四ッ葉倶楽部は今大会、どこからでもタイムリーが飛び出すなど打線が上向き。が、今度の相手は攻守にソツのないTNCスパークス。打線の早めの援護で投手陣を助けたい。



<第3試合>
VS
(市川市) (桐生市)

機動力 対 つなぎの打線
◎みどころ JA市川市は相手のほころびを突くのがうまい。4回戦で奪った2点はともに相手エラーによるものと、驚くような強打はないが常に全力疾走で相手守備陣にプレッシャーをかけミスを誘う機動力野球が徹底されている。安定感のある平澤・宮崎らの投球と堅守が勝負強さを支え、総合力ではやや上か。K.O.J.B嵐は打線がほぼ全員が振れている。中でも3番・阿久沢、5番・清水は長打力に加え、状況に応じた打撃ができるなどつなぎの打線の中核を担う。あとは先発が予想される久保田がJA市川市の機動力に惑わされず投げられれば勝機が見えてくる。



<第4試合>
VS
(足立区) (船橋市)

好左腕・川村と強力打線の対決
◎みどころ 今大会好調のYamada Company強力打線とめいぼう2号店の左腕エース・川村との対決になる。Yamada Companyは4回戦の球嵐戦で好投手を相手に初回から打線が爆発。2番から6番にわたって一気の集中打でいきなり4点を先制するなど打線が振れている。注目の4番・造田は毎試合のようにタイムリーを連発するなど好調で、この試合も造田の前に走者を置ければ得点の確率は高い。めいぼう2号店はエース川村に今大会も安定感がある。変化球を低めに集めて、Yamada Companyに長打を打たせないようにしたい。