大会第5日目
本日の注目試合
(4月19日分)
選手の皆さん、
ベスト8までいよいよあと1勝です。
ドームまではあと少し。
どのチームも全力を尽くして、最後までGO!!

栄冠目指し、16チームが生き残りをかける!!






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(さいたま市) (松戸市)

 古豪同士の楽しみな初対決。長打力十分な強力打線の四ッ葉倶楽部と、和名ヶ谷フレンズのお馴染みの左腕・藤森との対決。四ッ葉倶楽部は3回戦の西川産業戦で3番海老井と4番斉藤の2人で全打点を叩き出すなど、中軸を構成するベテラン勢に当たりが出てきたのは大きい。この試合も大振りせずコンパクトな打撃でチャンスを作りたい。和名ヶ谷フレンズも3回戦では8番興松に満塁アーチなどが飛び出すなど、打線が久々に爆発し大量14得点を挙げた。攻撃陣の方も四ッ葉倶楽部に引けを取らないところを見せたが、やはり勝負のポイントはエース藤森の出来にすべてがかかっていると言って良いだろう。



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(桐生市) (戸田市)

 新鋭チーム同士の対決。K.O.J.B嵐は初出場でいきなりのベスト16入りを果たすなど、その戦いぶりから今大会のダークホース的存在となっている。3回戦のサントリーフーズ戦では2回に1死3塁からエンドランで1点を先取。その後も勝負どころでタイムリーが飛び出すなど2ケタ安打の猛攻を見せ、大技小技どちらも兼ね備えた得点力のある打線が持ち味だ。対する渡辺ツインズは3回戦でエース太田が1失点の好投。打線も1点ビハインドの6回に2番大野がライトへソロ弾を放ち、7回裏には1死3塁から見事にエンドランを決めサヨナラ勝利を挙げるなど勝負強さが光る。ずばり2点勝負か。



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(市川市) (川口市)

 昨年秋準優勝の吉岡クラブにJA市川市が挑む。吉岡クラブは3回戦で2番青木が満塁弾を含む3アーチと大暴れ。また4番菊池にも3試合連続となるホームランが飛び出すなど計8得点を挙げ圧勝した。また、投げては今大会は注目のエース望月ではなく、主に大木が登板し安定感のある投球を見せている。この試合も普段どおりの野球が出来れば試合を有利に進めそうだ。JA市川市は機動力と叩きの徹底で勝ち上がってきた。吉岡クラブ戦は相手投手の先発が読みにくいが、いずれにしてもこれまで通り機動力を生かした野球を見せれば勝機が見えてくる。出来れば早い段階で先取点を奪い吉岡クラブの焦りを誘い出したい。



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(川越市) (船橋市)

 日油技研工業の右腕・江藤、めいぼう2号店の左腕・川村。双方のエースとも調子が良い。江藤は直球とスライダーの組み立てでコーナーを巧みに突くのが持ち味。3回戦では強打を誇るボンバーズの打線を相手に2失点完投勝利を挙げるなど、その安定感が光った試合だった。一方の川村も3回戦では強豪のGreen horn's打線を外角一杯を攻める投球でわずか1安打、完封シャットアウトに抑えた。投手力はほぼ互角。短打をつなぐ攻撃、堅い守備。似通ったチーム同士の1点を争う好ゲームが予想される。ただ勢いは昨年もベスト8入りを果たし、今大会も難敵を連破し波に乗るめいぼう2号店にある。



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(荒川区) (北区)

 昨年秋以来の対戦。そのときも4回戦で当たり、とん吉が春秋連覇を狙うTNCスパークスに4-0で完勝した。とん吉は3回戦では右腕エース金木が要所締め7回を0封。0-0のままもつれ込んだサドンデスでは、1番中村が左中間へ技ありの2点タイムリー2ベースを放ち勝負を決めるなど投打の役者が活躍した。これに昨年・TNCを1安打完封した左腕・細谷が加わるなど戦力面の層は厚い。対するTNCスパークスも今大会は竹野、井上の右腕2人が主にマウンドに立ち、いまだに無失点を続けるなど好調だ。この試合はどの投手からも連打をするのは難しい。1、2点を争う厳しい試合になるだろう。



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(習志野市) (足立区)

 球嵐のエース七村は直球、スライダーをコーナーいっぱいに決める制球力を武器に3回戦では強打が自慢の強豪・蔵星戦で好投。試合も抽選を制しチームに勢いを与えた。打線はやや凄みには欠けるがチャンスを逃さない確実な攻撃で得点を奪うのがうまい。Yamada Companyは左の長距離砲・4番造田が今大会大当たり。3回戦でも決勝打とダメ押し弾を放ったその強打振りが光る。Yamada Companyとすればこの造田の前に走者を出す展開に持ち込むのが理想だ。2,3点を争う接戦が予想されるが、総合力では長打力がある分だけわずかにYamada Companyが上か。



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(世田谷区) (柏市)

 ピエロの優位は動かない。3回戦では初回に先制点こそ許すものの、その裏相手のエラーに乗じすぐさま逆転に成功。その後も相手ミスを突くスキのない攻撃で得点を重ねるなど、強豪らしい磐石な試合運びを見せた。投手陣は今大会、中須・黒坂・廣島の3本柱を形成し、いずれの投手も好投するなど層の厚さも十分だ。稲葉製作所 柏工場は3回戦の強豪・神様戦で7番藤川が先制ホームラン、その後同点とされるもサドンデスで1番島田が決勝の2点タイムリーを放ち、息詰まる投手戦に終止符を打った。この試合も3回戦同様、投手陣の踏ん張り次第。直球、変化球を低めに集め、何とか投手戦に持ち込みたい。



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(朝霞市) (いすみ市)

 この両チームは17回大会の3回戦で一度対戦。そのときは稲葉BCがスミ1を守りきり逃げ切った。今大会、稲葉ベースボール倶楽部は投手陣の調子がいい。3回戦ではエース斉藤が強打のとらひげ打線を相手に被安打2、8奪三振を奪い見事に完封した。この試合もよほどのことがなければ斉藤の大崩れは考えられない。対する岬クラブは、3回戦では中盤に機動力で揺さぶりをかけノーヒットで一挙4点を奪う巧みな攻撃で逆転し、昨夏敗れた立川クラブ八丁会にリベンジを果たした。稲葉ベースボール倶楽部にも一昨年に敗れているだけに、2試合連続のリベンジを狙う。まずは両軍とも先取点が欲しい試合だ。