○伊藤選手 |
今大会No.1の天才打者はこの日も劇的な逆転サヨナラ2塁打を放つなど、大仕事を当たり前のようにこなした。「最後の打球はちょっと上がりすぎたかなと思ったのですが、外野の動きを見ていたら抜けたかなと思いました。ここまでの打席では、とにかく普通の感覚で打っていたらみんなフライになってしまっていたので、ボール1個分上を打つつもりで打ちました。その結果が最高な形となって良かったです」と高いレベルで臨んだ最後の打席をそう振り返っていた。「軟式は硬式とは違った点数の取り方が求められるので、まだまだ点数をとれる打者になれるよう来年も頑張りたいですね」と最後もレベルの違うコメントで締めくくってくれた。 |
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●春日投手 |
大会屈指の左腕はこの日も強力打線を相手に再三のピンチを切り抜け、さすがと思わせる見事な投球を見せた。「今日は2点リードしていけるかなと思ったのですが、8回あたりからまともなボールが行かなくなって、どこかで点数は取られるかなとは思っていました。それがよりによって大事な9回に取られてしまい、チームに申し訳ないです」と開口一番、この日の投球をそう振り返った。しかしこの日は敗れたとはいえ、今大会の数々の好投はけして色あせることはない。「中須君の140`を見て、昔はあれぐらい行けたかなと思いましたが、自分は121`・・・ やはり違うなと思いました(笑)」 最後は笑いを交えながら笑顔で語ってくれた。 |
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