アークカップ速報(10月21日号)

アークカップ速報 10月21日(日)号

準々決勝 第1試合
ビコークラブ vs グリーンホーンズ


準々決勝 第1試合
10月21日(日) 1 2 3 4 5 6 7
グリーンホーンズ 0 0 0 0 0 0 0 0
ビコークラブ 0 0 0 0 0 0 0 0
※大会規定により、抽選でグリーンホーンズの勝利
快進撃はまだまだ続く 大会初出場ながら今大会快進撃を続けるグリーンホーンズが、エース木村を中心とした粘りの野球で再三訪れたピンチをしのぎ切り、先週の5回戦に引き続き、またも抽選で勝利をモノにした。先にチャンスをつかんだのはビコークラブ。ビコークラブは初回、四球とヒットで2死ながら2・3塁とするが、あと1本が出ず無得点。さらにビコークラブは3回には、2本のヒットにエラーを絡め、ノーアウト満塁の大チャンスを作るが、期待された主軸が相次いで倒れ、絶好機を生かせない。一方のグリーンホーンズも直後の4回、ヒットとエラーで1死満塁とこの試合初めてのチャンスを迎えるが、ビコークラブ・エース坂本の前に後続を封じられ、こちらも得点を奪えない。木村、坂本、両エース同士の投げ合いで、その後も両軍0行進が続き、結局0-0のまま試合は終了。勝負の行方は抽選へと持ち越され、結果、グリーンホーンズが準決勝進出を決めた。終始押し気味に試合を進めたビコークラブは、毎回のようにランナーを出すものの決め手を欠き、数えた残塁は二桁の10。1点が奪えず、何とも悔やまれる敗戦となった。
○グリーンホーンズ・白石GM
「ピンチになっても、『木村で打たれたらしょうがない』と思って投げさせました。よく踏ん張ってくれましたね。とらひげ戦ぐらいからキツイ試合が続いていますが、ラッキーも続いてます(笑) うちはあくまで無欲。失うものなんて何もないし、それでいて得るものはデカい。変に色気は出さず、いつもの自分たちの野球をやるだけです」
○グリーンホーンズ・田部主将
「ミスもありましたが、集中力だけは切らさずやれたので、それが最後のところでの粘りにつながったんだと思います。今日は攻守ともいいところがありませんでしたが、逆に考えればこれ以下はないということ。ある意味で吹っ切れました。抽選で勝つことができて、次へのチャンスをもらえたので、この強運を生かしたいですね」
●ビコークラブ・樫村監督
「非常に残念です。ポイントは攻撃ですね。3回のチャンスで0点は痛かった・・・ エンドランのサインだったんですが、フライや空振りで、転がすことができませんでした。ここまで来ると1点差ゲームになるので、やっぱりやるべきことをしっかりやらないと厳しいですね。また来年、上位を狙います」
○グリーンホーンズ・木村投手
「風邪気味だったこともあり、今日はストライクとボールがはっきりしてしまって、決して本調子ではありませんでしたが、一球一球を丁寧に投げました。それにしてもトーナメントはしびれますね(笑) うちは初出場なので、戦う相手は全部が格上です。でもそんな中、逆にうちが相手を飲み込めるよう気合を入れて、次も頑張ります」
●ビコークラブ・金沢選手
この日3出塁の活躍で打線を牽引も、無念の敗戦に、「序盤のチャンスを潰したことがすべて。相手のうまい投球に交わされて、うち損じが多かったですね。得点につなげるのは難しいです。守りでもミスが出たりで、今いち乗り切れませんでした。基本をしっかりやることを再認識させられました」