第16回アークカップ関東草野球選手権大会は20日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

憧れの舞台「東京ドーム」まであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

ヤンキース、ジェニオン、TOOLS、TNCスパークスの4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
ついにきました!!

ドームまでいよいよあと1つ

最後の一球まで諦めずガンバって!!




第 1 試 合
▲土屋投手 「不動のエースで4番を張るチームの大黒柱」 ▲吉田選手 「つなぎの野球の核をなす打線のキーマン」


今大会旋風を巻き起こす両チームのフレッシュな対決
 好投手ヤンキースの土屋をジェニオン打線が打ち崩せるかどうか。総合力でもヤンキースがやや有利か。土屋は今大会ほぼ全試合に先発し、4失点と安定感抜群。走者を背負ってからの打ち取る術を心得ており、連続安打をほとんど許さない。打線も1試合平均5点と好調。快勝が多い今大会の中で、先日の準々決勝での接戦や、初戦で最終回まで1点のビハインドを背負った試合を逆転した経験は大きい。この試合も普段どおりの野球が出来れば優位は動かない。対するジェニオンは勢いに乗っている。準々決勝のFIRE戦では、序盤で7点を奪い快勝するなどチーム全体に一体感が出てきた。勝負強く長打力のある1番・小林の前に何とか走者を出したい。気迫の投球が信条のエースの高松がヤンキース打線を2、3点に抑えれば、勝機は十分出てくる。



第 2 試 合
吉崎選手 俊足・巧打で打線を牽引する若き核弾頭 ▲貞選手 「右に左に一発長打が見込めるパワーヒッター」



TNCスパークスの怒涛の攻撃をTOOLS投手陣がどう防ぐか
 直近の準優勝2チームが対戦する楽しみなカード。ともに大舞台で悔しい思いを経験しているだけに、今度こその頂点を目指す。試合のポイントは強打のTNCスパークス打線を、TOOLSの投手陣がどう抑えるかにかかっているだろう。TNCスパークスはここまでの6試合で大量48得点を挙げるなど猛打が炸裂している。浅草魂との準々決勝では5回に一時逆転を許すが、その直後に冷静な攻撃で逆転するなど、粘り強さも本物だ。TOOLSは後上、虎見(拓)のお馴染みの右腕コンビが相変わらず安定感抜群。準々決勝では、昨年優勝戦で敗れたピエロを完封し、見事に雪辱を晴らした。この試合も変化球を低めに集めて、長打を打たせないようにしたい。あとは打線がどれだけ両右腕を援護できるか。リードを許しても慌てず、少ない点差でついていけば勝機が見えてくる。