マイクへ一言 4月29日(日)号


※○は勝者、●は敗者

○ジェニオン(土浦市) 佐野主将
 この日も連打で2度のビッグイニングを作り、終わってみれば10-0の大勝劇に、「先取点が取れてうちのペースになったのが大きかったですね。確かに打線は好調だとは思いますが、あくまでそれはたまたまです。ここから先はバッテリーをはじめ、さらにレベルの高い野球になっていくと思いますので、本来のミスにつけこむうちの野球ができるように持っていきたいですね」

●幸陽紙業株式会社(松戸市) 佐久間監督
 今大会破竹の勢いで4連勝も、この日ついに黒星を喫し、「ボロボロでしたね(苦笑) 初回から緊張してしまって、体が動きませんでした。でも、この大会で個々のレベルがアップしていくのを感じましたし、素人軍団にしてはここまで来れてよくやったと思います。次も、あくまでも目標はドームということで、練習して出直してきます」

TNCスパークス(荒川区) 永森監督
 連続死球で得たチャンスに一気にたたみかけ5点を奪うなど、相変わらずの試合巧者ぶりを発揮しての勝利に、「相手のミスに乗じるうちの野球ができました。こういうところを突くのがうちの生命線ですので(笑) 井上もよく投げてくれましたし、打線にもつながりが出てきて、ようやくエンジンがかかってきました。ここまできたらあと2つ勝って、ドームで試合がしたいですね」

土浦パワーズ(土浦市) 井上監督
 初出場で快進撃を続けた土浦パワーズだったが、ベスト8目前で涙をのんだ。「やっぱり強かったですね。今大会はここまでノーエラーできたんですが、今日はミスから崩れてしまいました。今までの貯金を全部出しちゃいましたね(笑) ただ、途中気持ちが切れそうになりましたが、6点差になっても最後まで諦めない姿勢が全員にありました。確実に力はついたんだと思います」

○浅草魂(台東区) 五十貝監督
 おなじみの小池-佐久間の必勝リレーで完封勝利。3度目となる8強入りを果たし、「相手ピッチャーがよく、初回に2点を先制したあとはチャンスはあってもあと1本が出ず、ずっと0行進でしたので、7回にようやくダメ押し点が取れてホッとしましたね。いつもここから先で負けてしまうので、今回こそはぜひこのチャンスを生かし、壁を崩したいですね」

共立サンデーズ(小平市) 黒木監督
 先手を取られ、持ち味を発揮できず敗戦に、「立ち上がりでリズムを崩してしまい、いつもの先制逃げ切りの野球ができず歯車が狂ってしまいましたね。残念です。でも、地域を離れてこのような大会に参加して、いい経験になりました。初めてにしてはベスト16までこれましたし、選手たちは本当によくやってくれたと思います。次回はあと1つでも上に行きたいですね」

○ピエロ(世田谷区) 平野監督
 春連覇へ向け、まずは3大会連続となるベスト8進出に、「先制、中押し、ダメ押しといい形で得点できましたね。みんながしっかり準備して、格好つけた野球ではなく、泥臭い野球が徹底できてます。ここからはさらに競ったゲームになっていくので、特にうちの野球をしっかりとやっていきたいですね。迎え撃つのではなく、うちも強い気持ちで全力で挑みます」

●林工業(柏市) 林会長
 王者・ピエロの前に、なす術なくワンサイドを許し、「エラーから失点してしまったりして、ちょっと不完全燃焼の試合になってしまいました。まだまだ課題がありますね。ピエロさんの中須投手は、事前の調査で見たのと打席で見るのでは全然違いましたね。ストライクが来ると分かっていても、まったく手が出ませんでした(笑) 凄かったです。本当にいいピッチャーでした」

○FIRE(足立区) 曽根監督
 3-1で先行逃げ切り勝ちに、「理想的な運びができました。エースの福島を休ませることができたのも大きかったですね。昨秋は優勝した佐川急便千葉さんに初戦で惨敗・・・ でもあれで、『やるか!!』とスイッチが入りましたね。今は野球の神様がついてくれているのが分かります。野球の神様に感謝しつつ楽しんでいけば、結果は自ずとついてくると思います」

○とらひげ(新宿区) 中川監督
 その強打でTEAM ByBLOSを5回コールドで圧倒し、「先手は取られましたが、その裏すぐに4点取って一気に逆転まで持っていけたのが大きかったですね。4番の小池が打線に火をつけてくれました。ここまでくると、どこと当たっても強いチームばかり。うちのメンバーは、もう年寄りばかりなんで(笑)、先までは考えず、次の試合をいかに戦うかだけを考えます」

●TEAM ByBLOS(戸田市) 小林GM
 とらひげ強力打線の前に完敗を喫し、2大会連続で5回戦で姿を消すこととなり、「強烈でした(苦笑) こんなのは初めてです。エラーとかではなく、エースが投げて打たれたんでしょうがない。あそこまで打たれたら、どうしようもなかったですね。完敗です。今のうちのままでは、とらひげさんには何度やっても勝てないでしょう。また新たな目標ができましたね」