6.18 (日) 優勝戦
個人表彰


最優秀選手賞〜大会MVP〜
武田 真介 選手
(ピエロ)


▲大会MVPの栄冠は、ピエロ・武田選手に決定。攻守の要として初戦からフル稼働で出場し、チームの初優勝に大きく貢献した
○武田選手
 
今大会、初戦からすべての試合に出場した武田選手。チャンスに強い打撃と複数の投手陣を見事にリードしてチームの初優勝に大きく貢献した。「MVPが決まった瞬間はとてもびっくりしました。まさか自分がもらえるとは思っていなかったので。今大会を振り返ると自分的にはあまり調子がよくなかったのですが、チームが気持ちを一つにしていい野球をしていたので、そこに上手く自分も乗っていけたのかなと思います。だからこの賞はチームのみんなでもらったようなものだと思っています」と謙虚に率直に今大会を振り返っていた。最後に次回の大会、来るべき勝負の夏に向けて聞いてみると、「この優勝に満足することなく、夏へ向けてまた一から頑張ります。今大会は決して圧倒的な強さで勝ち上がったわけではないので、春の優勝でおごることなく、チームのモットーである『泥臭い野球』を継続していきたいです。一戦一戦大事に戦って春夏連覇を目指していきたいです」と、すでに気持ちは新たなる戦いに向けられていた。


優秀選手賞
庄司 大介 選手
(ピエロ)

敢闘賞
虎見 一臣 選手
(TOOLS)

豪快な一発に加え、決勝エンドランなど、状況に応じた打撃が見事だった ▲自ら結果を出してチームを引っ張る、躍進を支えたその姿が印象的だった
○庄司選手
 0-0の同点で迎えた延長戦で、試合に終止符を打つサヨナラエンドランを決めるなど、勝負強い打撃を毎試合のように見せた庄司選手は、「まずとにかく今日は勝ててよかったです。優勝することが目標だったので、その目標が達成できて本当に良かったです。最後の場面のエンドランのサインは、攻撃前の円陣のときに監督から言われました。前の打席でゴロを転がせていたので、最後の打席でも何とか転がせるとは思っていました。サヨナラの瞬間はあまりよく憶えていなかったのですが、1塁ベースを駆け抜けた直後に監督が近づいてきてくれて、「ありがとう」と言ってくれたので、試合が終わったことを知りました。信頼してくれていることを肌で感じていたので、何とかそれに応えることができて嬉しいです」
●虎見選手
 チームの主将として、要所で貴重な一打を連発した今大会を振り返り、「自分でもビックリ、まさに神がかり的でしたね(笑) 最近うちも低迷期で、『TOOLSは終わった』と思われていたかもしれませんが(笑)、「今年しかない!!」とみんなが意識を変えて臨んだ結果、優勝戦でもこんないい試合ができて、チームにとって有意義な大会になりました。でもまさか本当に東京ドームでできるなんて・・・ これで野球を辞めようかとも思いましたが、あまりのよさにもう一度やろうと気持ちが変わりました(笑) 普段から僕たちを支えてくれた皆さんには本当に感謝しています。また、少年野球の指導をかって出て自分に野球をやらせてくれた2人の弟、そして妻と来週にも生まれてくる子供のために活躍できたんだと思います」