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      | 優勝戦実況 | 
    
    
       
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            ▲日油技研先発・小澤 
             
              
            ▲Ash先発・石原 | 
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             2-0とAsh2点のリードで迎えた7回裏、日油技研工業轄ナ後の攻撃。この回はクリーンアップから始まる好打順もすでに2死。打席には代打で今日初打席となる栗原選手が立っている。しかし結果はAshのリリーフ中口投手が投げた2球目を打ち、あえなくセカンドゴロ。この瞬間、AshのV2となる2年連続2回目の優勝が決まった。アウトと同時に3塁側からドッとAshナインがマウンドめがけて飛び出し、瞬く間に歓喜の輪が出来た。昨年優勝し今大会に2年連続優勝が懸かる重圧から開放された安堵感からか、その抱擁はいつまでも続いていた。 
             
             7月17日、午前9時40分、両軍応援団、関係者、一般の草野球ファンの方など多くの観客が見守る中、優勝戦の火蓋は切られた。日油技研工業鰍フ先発はエースの小澤、Ashは昨年もこの東京ドームで先発した経験を買って、複数投手陣の一角・石原投手をこの日の先発に指名した
             
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             試合は初回からいきなり動く。1回の表Ashは、先頭の1番野中選手がカウント2-3からの6球目をきれいにセンター前に弾き返し、いきなり無死から走者を出す。続く2番田中選手のとき、1塁走者野中選手がすかさず2塁へ走り、無死2塁とAshはスコアリングポジション走者を進める。ここで2番田中選手が放った当たりはボテボテの内野ゴロ。しかしこれがうまいところに転がり内野安打。無死1・3塁とチャンスが広がる。この好機に迎えたのは強打の3番富樫選手。1塁走者田中選手が2球目にセカンドに走り2・3塁としたあと、富樫選手は痛烈な当たりをレフト前に持っていき2者が生還。Ashがいきなり2点を先制した。 
             
             なおもAshは、次の4番白鳥選手が内野エラーで出塁し、無死1・3塁と攻め立てるが、ここは日油技研工業鰍フ小澤投手が何とか踏ん張って後続を抑え、この回を2点で食い止める。 | 
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            ▲先制のチャンスに3番富樫がタイムリー 
             
              
            ▲鮮やかな3連打で瞬く間に2点を先制 | 
           
          
             
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            |  さらにAshは続く2回にも、この回先頭の8番半杭選手が右中間を破る2塁打で出塁。続く9番細田選手がきっちり送り、1死3塁と追加点の好機を迎える。ここで次打者の1番野中選手の放った当たりはレフトへのフライ。一瞬タッチアップかと思われたが、やや飛距離が伸びず3塁走者は塁上に釘付け。続く2番田中選手もショートゴロに倒れ、Ashは惜しい追加点の好機を逸する。 | 
           
          
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            ▲5回、Ashは中口をマウンドへ 
             
             
             
              
            ▲5回裏、三振で惜しくも反撃ならず 
             
             
             
              
            ▲勝利を決め、マウンドにかけ寄るナイン | 
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             一方の日油技研工業鰍ヘ、Ash先発の石原投手の伸びのある速球にタイミングが合わず、なかなか走者を出すことができない。3回に無死から、7番でDHに入っている岡田選手が四球を選びこの試合初の走者となるが、続く8番伊藤選手が送りバントを失敗するなど反撃の糸口がなかなかつかめない。 
             
             試合はその後両チームのエースが好投し、2回以降は互いに0行進が続く。Ashは5回から抑えのエース中口投手を投入。昨年の優勝戦でも見せた石原-中口とつなぐお馴染みの必勝パターンでこのまま逃げ切を計る。しかし日油技研工業鰍フ反撃は中口投手にスイッチした5回から始まる。1死から6番小久保選手がセンター前にうまく持って行きこの試合チーム初安打を放って出塁。続く7番岡田選手が今度はきっちりと送りバントを決め、2死ながら2塁と初のスコアリングポジションに走者を進める。この好機に日油技研工業鰍ヘ8番伊藤選手のところで代打北島選手を送る。この作戦が当たり、北島選手は期待に応え1・2塁間を破るライト前ヒットを放つ。2塁走者の小久保選手は一瞬ホーム突入の体勢を見せるが、ランナーコーチャーが制止し3塁でストップ。日油技研工業鰍ヘ2死ながら1・3塁と長打が出れば同点の好機をつかむ。しかし期待された続く9番糸魚川選手はカウント2-1からの3球目の直球を空振りし三振。日油技研工業鰍ヘ惜しい好機を逃す。攻撃にリズムが出てきた日油技研工業鰍ヘ、6回にもこの回先頭の1番大熊選手がライト前ヒットで出塁。続く2番長谷川選手はバントの構えから一転バスターを見せるが、内野ゴロで1死2塁と場面は変わる。2死後、日油技研工業鰍ヘここで一か八かの攻撃に作戦を変更。2塁走者の大熊選手が中口投手の隙を見て3塁に盗塁を試みる。しかしここはAshの捕手白鳥選手が冷静に3塁上で走者を刺し、日油技研工業鰍フ奇襲攻撃を防ぐ。 
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             結局、試合は初回に挙げた2点を守りきったAshがこのまま逃げ切り、見事2年連続2度目の優勝を飾った。試合後の閉会式でAshの鈴木代表にアークカップが贈られ、256チームの参加で始まった第12回大会の熱戦の幕が下ろされた。 
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             優勝したAshは大会最多タイとなる2回の優勝を達成。和名ヶ谷フレンズ(松戸市)、佐川急便千葉(船橋市)、とらひげ(新宿区)に並ぶ史上4チーム目のV2チームとなった。 
             
             また、惜しくも敗れた日油技研工業鰍ヘ、エースの小澤投手を軸に全員野球で快進撃を見せ、戦前の予想を覆す見事な戦いぶりで大会を沸かせてくれた
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            ▲昨年に引き続き、Ash V2の胴上げ 
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