第12回アークカップ関東草野球選手権大会は19日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

憧れの舞台「東京ドーム」まであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

四ッ葉倶楽部、日油技研工業梶A習志野バブルス、Ashの4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
優勝戦まであと1つ。
最後の一球まで
あきらめずガンバって!




第 1 試 合
▲市村投手 「要所での投球術が冴えるベテラン右腕」 ▲小澤投手 「チームを初の4強に導いたMr.0封」


ともに好投手・強打者を擁し潜在能力が高く、好試合必至
 粘り強い投球を見せる好左腕・小澤を擁する日油技研工業鰍ェ、爆発的な力を持つ四ッ葉倶楽部の打線をいかに抑えるか。四ッ葉倶楽部はここまで、1試合平均5点以上を挙げるなど打線が好調。3番永島、4番斉藤を中心とする破壊力は今大会でも上位だ。投手陣も速球派左腕・海老井に加え、先の準々決勝の強豪GLARE'04戦で完投勝利を挙げたベテラン市村投手もおり万全だ。対照的に日油技研工業鰍ヘこれまで競った試合を多く勝ち進んできた。今大会絶好調の6番小久保を中心にここぞという場面で打つ勝負強さがある。エース左腕・小澤も外角に曲がるスライダーの威力が抜群で、いかに強打の四ッ葉倶楽部といえども簡単には攻略できないだろう。また、この両チームは3年前の春・第6回大会の4回戦でも対戦し、そのときは4-3で日油技研工業鰍ェ競り勝っているが、今回も接戦は間違いなさそうだ。



第 2 試 合
田村投手 「準々決勝で復活を果たした不動のエース」 ▲細田選手 「ここ一番での打撃が光るチームリーダー」



昨年の優勝チームAshに、チャレンジャー習志野バブルスが挑む
 外角への変化球をめぐる習志野バブルス・田村とAsh打線の勝負が最大の焦点となる。田村は右横手気味から、切れのいい球を両コーナーに散らす。外角へ鋭く曲がるスライダーとストレートの配球は絶妙だ。今大会、前半戦はやや本調子ではなかったが、先日の準々決勝の東京レイダース戦では変化球を内外角に投げ分け、安定感のある投球を見せた。先日のような投球が続けば好打者が多いAshでも、狙い球を絞るのは容易ではないだろう。 Ash打線は今大会ここまで前半戦は大量得点を挙げ大勝する試合が目立ったが、後半は僅差の接戦のゲームが多かった。特に5回戦のウィルス戦と準々決勝の浅草魂戦は、いずれも終盤まで1点を争う際どい試合だったが、いずれも総合力の高さを発揮し勝ち上がってきた。この試合も接戦になれば試合巧者のAshにやや分がありそうだ。投手戦ならAshペース、打撃戦なら習志野バブルスか 。