アークカップ速報(10月24日号)

アークカップ速報 10月24日(日)号

Dブロック2回戦
キャリアプロモーション vs 醍醐製作所グーフィーズ

Dブロック2回戦
10月24日(日) 第4試合 1 2 3 4 5 6 7
醍醐製作所グーフィーズ 練馬区) 0 2 1 0 0 1 1 5
キャリアプロモーション 中央区 0 0 0 0 0 0 0 0
持ち味を存分に発揮 醍醐製作所グーフィーズがエンドランなど持ち前の機動力を生かした攻撃で注目の元プロ軍団・キャリアプロモーションを翻弄、快勝した。醍醐製作所グーフィーズは2回、先頭の4番福喜多選手がライト前ヒットで出塁するとゲッツー崩れなどで無死満塁と絶好のチャンスを迎える。ここで7番土屋選手がエンドランを決めまず1点。続く8番若松選手も初球エンドラン、瞬く間に2点を先制した。真骨頂は3回、先頭の1番河野選手が死球で出塁するとすかさず盗塁で2塁を陥れる。内野ゴロで1死3塁の形を作ると、続く3番西村選手がここもきっちりとエンドランを決め3点目。ノーヒットで1点をもぎとった。一方のキャリアプロモーションは2回の2死1・2塁、3回の2死満塁といずれも得点圏にランナーを置くが醍醐製作所グーフィーズ先発・大津投手を攻略できずホームを踏むことができない。試合を優位に進める醍醐製作所グーフィーズは6回には、2死から5番鷹木選手がレフトオーバーの3ベースで出塁。続く6番石澤選手もこれまたレフト越え3塁打で続き、連続長打で1点を追加。さらに7回にもダメ押しの1点を追加した醍醐製作所グーフィーズは、その裏リリーフの三仲投手を投入。キャリプロ打線をきっちり3人で斬って取り、醍醐製作所グーフィーズがキャリアプロモーションに完勝し、3回戦にコマを進めた。 
○醍醐製作所グーフィーズ・醍醐監督
持ち前の機動力を発揮した会心勝利に、「今日はうちらしい攻撃ができました。1点勝負になると思っていたので、先取点が2点取れたのが大きかったですね。守りの方では相手の一発には警戒しましたが、結構振ってきてくれたので先発の大津も打たせて取るピッチングでうまく交わしてくれましたね
醍醐製作所グーフィーズ・大津投手
キャリプロ打線にホームを踏ませぬ快投に、「先発は先週告げられました。初めはドキドキしましたが、今日は平常心で楽しく投げられました。さすがに相手は雰囲気が全然違いましたね。コントロール重視で投げましたが、ずっと気が抜けませんでした。(勝てて)ただただうれしいですね
●キャリアプロモーション・山本主将
まさかの0封負けに、「今まで経験にない野球でしたね。軟式野球にはこういう野球もあるんだなって勉強になりました。序盤で3点取られて動きようがなかったですね。うちは動けるヤツがいないので打って勝つしかない。自分たちの野球は貫けましたが、結果にならず残念です」



Dブロック2回戦
カネマンクラブ vs ヤンキース

Dブロック2回戦
10月24日(日) 第3試合 1 2 3 4 5 6 7
カネマンクラブ 上尾市 0 0 0 0 0 0 0 0
ヤンキース 世田谷区) 0 0 0 0 4 0 × 4
豪打で熱戦にピリオド 豪打のヤンキース打線が中盤つながりを見せ、投手戦にピリオドを打った。ヤンキース土屋、カネマンクラブ片貝両エース同士の投げ合いとなったこの試合。最初にチャンスをつかんだのはカネマンクラブだった。カネマンクラブは初回、先頭の政選手が土屋投手の初球をセンター前にきれいに弾き返し出塁。続く2番小川選手が野選を誘い無死1・2塁といきなりの好機を迎える。しかしここは土屋投手が踏ん張り、後続が打ち取られ無得点に終わる。2回、ヤンキースは4番土屋選手が四球、5番大内田選手がヒットで続きこちらも無死1・2塁とするが、片貝投手の力投の前に惜しくもチャンスを逃す。両軍決定打を欠き、試合はこのまま投手戦へ突入。均衡を破ったのはヤンキースだった。ヤンキースは5回、先頭の9番徳永選手がレフト前ヒットで出塁すると、四球をはさんで2番加藤選手もセンター前ヒットで続き、無死満塁とチャンスを広げる。三振で1死となるも、ここで迎えた主砲土屋選手が粘った末にセンター前に運びまず2点。さらに続く5番大内田選手がレフトへ走者一掃のスリーベースを放ちさらに2点。この回4本のヒットを集中させ一気に攻勢をかけた。追うカネマンクラブも5回の2死2塁、6回の無死1塁、7回には1死1・3塁と再三のチャンスを迎えるも、あと1本が出ず得点に結びつかない。結局、試合はこのままヤンキースが逃げ切り、完封でカネマンクラブを下した。 
○ヤンキース・加藤監督
5回にようやく打線がつながり勝利を収め、ホッとした表情で、「今日はことごとくチャンスを潰し抽選も覚悟しましたが、土屋が投打に期待に応えてくれました。相手は送りバントをきれいに決めてきたり手ごわかったですね。あそこで点が取れなかったら負けていたかもしれません」
ヤンキース・土屋投手
1ヶ月ぶりの登板を見事完封で飾り、「立ち上がりは油断がありましたね。あの一球で開き直れました。完封できて良かったです」と振り返る。4番の重責を果たす先制タイムリーについては、「2-3だったので的を絞って打てました。みんながつなげてくれたのでここで打たなきゃと思ってました」
●カネマンクラブ・加藤監督
善戦むなしく敗退に、「ワンチャンスにやられましたね。うちもチャンスがありましたが抑えられてしまった、あと1本が出なかった。相手投手が上でした。特にスライダーは素晴らしかったですね。でも、強豪相手にうちのエースの片貝が通用したのは収穫でしたね」