白球だより 9月19日(日)号


 YACHATERS(調布市)の大橋監督は、姐御肌満点の肝っ玉監督だ。チームの結成も部員でもある現在の亭主と一緒に奔走し、中学時代の同級生を中心に声をかけて部員を集めた。また試合の段取りから連絡など様々なチームの業務をいとも簡単にこなすその姿は、まさにスーパーウーマンと呼ぶにふさわしい。この大橋監督、試合のときなど時折、鉄拳制裁も持さずの迫力でチームを鼓舞する。そんな監督を部員は、「うちの監督はおっかない面もありますが、その中にやさしさがあり、チームの精神面のケアもしてくれる頼りがいのある人です」と口を揃える。本日の試合は、強豪CHOTTO CHIGAUZO(新宿区)と対戦し健闘するも敗れた。「今日は完敗です。さすがにCHIGAUZOさんは強いと聞いていただけのことはありました。でも初めて本格的な大会に出場して、すっごく楽しかったです。また来年もチャレンジします!」と試合後笑顔で話してくれた大橋監督。大橋監督は現在、妊娠中の慎重な体。本日はそのお腹のふくらみもものともせずの奮闘ぶりだった。「生まれてくる子がもし男の子だったら必ず野球をさせます。そして将来はプロに行ってもらって、引退したらYACHATERSで頑張ってもらいます」と早くも熱い将来ビジョンを披露してくれた。