アークカップ速報(4月4日号)

アークカップ速報 4月4日(日)号

Aブロック1回戦
武蔵野スパローズ vs ブルーウィンズ

4月4日(日) 第1試合 1 2 3 4 5 6 7
武蔵野スパローズ 武蔵野市 0 0 0 0 0 0 0 0
ブルーウィンズ 船橋市) 3 0 0 0 0 0 × 3
BW逃げ切る 昨秋大会、まさかの初戦敗退で苦杯をなめたブルーウィンズが、初回の鮮やかな速攻劇で主導権を握り、アークカップ久々の勝利を挙げた。ブルーウィンズは初回、制球に苦しむ武蔵野スパローズ先発の加藤投手を攻め、1・2番が連続四球を選び出塁すると、迎えた3番石川選手がセンターオーバーのタイムリー3ベースを放ち、まず2点。続く4番桑野選手もセンターへの犠牲フライで幸先良く3点を先制した。3点をもらい楽になったブルーウィンズ先発の大井投手は、ランナーを背負うものの要所で三振を奪う力投で、相手打線につけ入るスキを与えない。試合は尻上がりに調子を上げた両投手の好投で、結局その後は両軍0行進。ブルーウィンズが初回に挙げた得点を守り逃げ切った 
○ブルーウィンズ・大井投手
エース山口投手とともに、今後のブルーウィンズを担う期待のホープ。見事完封でデビュー戦を飾った。「今日はこのチームに来て初めての登板だったので緊張しましたが、それがかえっていい結果に結びつきました。最高にうれしいです!」
○ブルーウィンズ・福井捕手
この日、好リードで若い大井投手を盛り立てた影のヒーロー。「大井はインコースに力のあるストレートが来てたので、組み立ても楽でした。まずは昨秋の雪辱が果たせました。次はAsh戦ですが、チャレンジャーとして胸を借りるつもりで頑張ります」
●武蔵野スパローズ・橋監督
「せめて同点で抽選に持ち込みたかったのですが・・・。初回がすべてでした。それにしてもすごいチームでした。穴のあるバッターが1人もいなかったです。個々のレベルが高かったですね。ぜひもう一度やらせていただきたいチームでした」



Bブロック2回戦
フォルツァ vs ファイナルズ

4月4日(日) 第2試合 1 2 3 4 5 6 7
ファイナルズ 戸田市 0 1 0 0 0 0 0 1
フォルツァ 多摩市) 0 0 2 0 0 2 × 4
4番白石逆転打 効果的に得点を挙げたフォルツァが逆転勝利でファイナルズを下した。先制したのはファイナルズ。2回、4番藤本選手がセンター前ヒットで出塁すると、四球や相手バッテリーミスなどで1死1・3塁と得点圏にランナーを進めると、7番岡林選手の内野ゴロの間に1点を奪う。一方のフォルツァも3回、2死ながら2・3塁の場面で、4番白石選手がライト前タイムリーを放ち、すかさず逆転に成功。主砲の一打で勢いに乗ったフォルツァは終盤6回には、代打木選手のレフトオーバーの特大アーチなどで4-1と突き放し、試合を決定づけた。投げては右のエース志賀投手が、3回以降ファイナルズ打線を封じ込め、投打がかみ合ったフォルツァが3回戦へコマを進めた。 
○フォルツァ・木主将
「ファイナルズさんは勝つための野球を知っていて、非常にやりずらかったです。勝ててホッとしました。去年は多摩市の大会で秋連覇を果たせたので、そろそろアークでも結果を出したいですね。この春はアークカップに全力投球します」
フォルツァ・志賀投手
「今日はエンドランを仕掛けられたり、打たれたりしたのが全部初球だったので、調子がいい時ほど『初球の入り』に気をつけなければと痛感しました。今後の課題です。(エースの)澤野さんが投げるまで自分が投げて勝ち続けます!」
●ファイナルズ・渡辺監督
先制し流れを掴んだかに思われたが、今一歩攻めきれず、欲しかった2点目が奪えなかった。「エラーで相手に余裕を与えてしまいましたね。ピンチもよくしのいだんですが・・・。攻撃もチャンスにあと1本が出なかった。甘かったということです」